2014年8月29日金曜日

8月パフォーマンス

8月パフォーマンスは
対年初比+21.6%
でした。

今月はプラスの方が多かったようですね。
私も一部銘柄が良く上げてくれました。

【今月のハイライト】
・ソディック
新規買い&半分利確。2週間で+70%と大成功。今月のプラスほぼソディックの利益。割高感はあるのでいつまで引っ張るか悩み中。

・クックパッド
売り切り。買ったタイミングがよく、3ヶ月で30%上げてくれました。近所のスーパーの広告表示サービスのリリースとともに一本調子で上げていますが、業績への影響も不透明な中、上場来高値をとりに行くとは思えなかったので売りきり。

・日本管理センター
半分売り。売った直後に一部昇格。ショックでしたがやむを得まい。

・ペッパフード
買えなかった。悲しい。やっぱり3000円が底でしたねと言った感じ。まだ売り圧力はあるけど次は3200円は割らないんだろうな。

【来月の見通し】
CP代わりの共立メンテナンスを新興銘柄に入れ替えようか悩み中。9月は内閣改造もあるし上か下に大きく振れる気がしています。欲しい銘柄で昨年高値の半額くらいの位置で三角持ち合い収束しているものが多いので、上げだしたら一気に行く気はしている。今年は勝負の年と決めているだけに、カタリスト、バリュエーション、需給が揃ったものに関しては大きく張ってみても良いかな。

【持ち株(順番適当)】
ネクス
フィスコ
レッグス
ソディック
FPG
日本管理センター
共立メンテナンス


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2014年8月22日金曜日

続・ペッパーフード社の特許って回避簡単!?

ペッパーフード社の加熱装置以外の特許も調べたので、せっかくだからブログにまとめておきます。

ペッパーフード社はざっと調べた限り、特許18件出願してますが、権利化されているのは3件だけですね。「加熱装置」、「調理用容器」、「箸」の3つです ow.ly/AzxfG

調理容器の特許はこちら ow.ly/Azy6U です。

調理容器ですが、請求項に「外周面にくい込む開放された孔が複数個形成」とあります。
ペッパーランチの丸皿はこれが当てはまりますが、いきなりステーキの皿は特殊な形状ではないです。残念ながら「いきなりステーキの皿は特許に無関係」という結論です。

今回、同社の一連の特許を調査した私の結論としては、「ペッパーフード社の特許は(いきなりステーキの)競争力につながるような強い特許ではない。」というものです。

ただし、飲食店の強みが「特許で守られた調理器具」なんて話は聞いた事が無いので、さほど気にしなくて良いと思います。他の部分で差別化できるでしょう。


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2014年8月21日木曜日

ペッパーフード社の特許って回避簡単!?

まず、私はいきなりステーキは模倣店に対して味や肉の仕入れ網などで、模倣店を差別化できると思っています。株もチャンスがあれば買いたいと思っています。
その前提で、いきなりステーキの特許について、思うところがあったので書いておきます。twitterでつぶやいた事をまとめ直しただけです。

個人投資家で、いきなりステーキの強みを挙げるときに「電磁調理器が特許とれてるから真似出来ない」って言っている方が結構いますけど、請求項理解されてますか?って事です。

まず、特許というのは「請求項」に書いた「構成部品」を全て持つものしか権利が取れません。どんなにそっくりな装置でも、請求項に書いた「構成部品」が一つでも無ければ、他社は自由に使う事ができます。

その知識を前提にペッパーフード社が権利化した以下の特許の請求項をご覧下さい。

被加熱体を載置するプレートと、該プレートの下方部位に配設された高周波磁界を発生する加熱コイルと、前記被加熱体の温度を検知する温度センサと、前記被加熱体の加熱温度を設定する加熱温度設定手段と、前記温度センサによる検知温度が前記加熱温度設定手段による加熱温度に達した時に前記加熱コイルの出力を停止する制御手段とを具備する電磁誘導加熱を利用した加熱装置であって、上記温度センサが、上記被加熱体から放出される赤外線を受光し、該受光した赤外線から被加熱体の温度を検知する赤外線センサであって、該赤外線センサの受光部が、アームを介して作業者の邪魔とならない上記被加熱体の上方に配設されていると共に、該受光部の近傍に、該受光部の油煙などによる汚れを防止するエアーノズルが配設され、かつ、該受光部に、該受光部が向く方向を指し示すターゲットライトが配設されていることを特徴とする、電磁誘導加熱を利用した加熱装置。
http://astamuse.com/ja/granted/JP/No/3680942より引用

色々構成部品が入っていますが、気になる構成部品を以下にあげます。
1「赤外線から被加熱体の温度を検知する赤外線センサであって」
2「汚れを防止するエアーノズルが配設され」
3「受光部が向く方向を指し示すターゲットライトが配設されていること」
少なくとも上記のどれか一つでも無い装置なら、他社は自由に使う事ができます。

例えば、1では温度センサを赤外線センサに限定していますが、赤外線センサ以外にも
「金属の電気抵抗が温度にほぼ比例して変化することを利用した温度センサー」など山ほど種類があります。
http://www.hayashidenko.co.jp/about_sensor.htmlを参照

いくらでも特許を回避した装置が作れそうですよね?

ということで、上記特許を競争力の根拠にするのはやめた方が良いと思います。
なお、私はペッパーフード社が所有する他の特許を確認したわけではありませんので、他に強い特許を持っている可能性は十分にあります。

上記内容に誤りがあっても一切の責任はおいません。投資は自己責任で楽しくやりましょう!

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